私達が障がい者リハビリテーションセンターを訪問した時、子供が一人施設内で、勉強をしていました。
この子の名前はハルカマン・ガルティマガル君です。ハルカマン・ガルティマガル君には両腕がありません。足でキーボードをたたき、マウスを操作し、口にペンを加えてノートをとり、とても難しそうな数学の問題を独学で勉強していました。
目はモニターを真っ直ぐに見つめ、周囲の事はまるで見えていません。すごい集中力で、ひたすら勉強をしていました。

本人の目標に向って真っ直ぐの姿には、両腕がないという、ハンデすらも関係なく、とても美しく感じました。
夢はパラリンピックでネパールに初の金メダルをもたらす事。そして自分は将来エンジニアになる事です。エンジニアになる為には、奨学金をもらわない場合は、数千万の自己費用が必要です。ですので、今はわき目もふらず猛勉強中でした。
凄まじい集中力です。そしてその夢は、
優しいみんなを幸せにする夢でした。夢に向かっての、あまりに美しく真っ直ぐな眼差しから、教わるものが沢山ありました。支援とは何なのか?を見直すきっかけとなりました。
ハルカマン・ガルティマガル君にとって、腕が無いという事が、一切のハンディになっていません。周りの支援が、ハルカマン・ガルティマガル君の夢を照らし、生きる意味を照らし、ひたむきに明日に向かって努力をしていく、美しい姿になっています。
障がい者リハビリテーションセンターで働く施設の方々が、普通にただの障がい者支援を行っても、子供がここまで育ちはしません。それは本当に家族として子供の中に在る、イノチの輝き敬い、大切に、子供を信じる心で関わっていくから、生まれていく絆です。家族の絆です。
家族として共に生きる、施設の人々の心に、とてもとても感動しました。
ここの施設の皆様がみんな家族として暖かいサポートを行っていらっしゃることに、頭が下がります。
みんながそれぞれに、希望を持って暖かく過ごしている素晴らしい、美しい場所でした。
これからも、長く支援をさせていただきたいと考えています。